声優のことを知ろう
まずは学校でトレーニング!
オーディション合格を目指そう!
未経験からの声優を目指そう!
◆まずは学校でトレーニング!今や声優さんはメディア露出も増えて人気な職業の一角となったよね。
声優の中でもアニメで活躍する声優なのか、映画やドラマの吹き替えの担当を目指すのか、はたまた舞台俳優だったり、俗にいうアイドル声優の道を目指すのか。
働き方はいくつかに分かれているよ。
どういった声優を目指すのかには関わらず、声優になるには基本的に専門学校や声優養成所でトレーニングを積む必要がある。
独学でなるのはほぼ無理だと思った方がいい。
厳しい業界だから、しっかりトレーニングした上でも、第一線で活躍できるのはほんの一握りなんだ。
じゃあ実際に学校に行こう、と思った時に、専門学校と養成所って何が違うの?という疑問が出てくるよね。
声優の場合はプロダクションへの所属の必要もある。
詳しくは上のリンクのページで解説しているけれど、簡単に言えば専門学校はその名の通り学校で、プロダクション所属のために様々学んでオーディションに臨むところ。
夜間や通信制のところもあるけれど、昼間部は基本的に全日制でしっかり学ぶことになる。
一方で養成所は塾のようなイメージで、声優プロダクション自体が卵発掘のために運営しているところだ。
週に数回通いながら実践的な技術を学んでいくよ。
声優プロダクションが直轄で運営している分、所属への道も近いかもしれなけれど、オーディション先を選べない可能性もあるから要注意だね。
◆オーディション合格を目指そう!
養成所に通っても専門学校に行っても、声優として活躍するには原則として声優プロダクション(声優事務所)に所属する必要がある。
実際に演じるとなるとさらにそこから番組のオーディションも受けなければいけないので、声優はオーディションとずっと付き合っていくことになるよ。
もちろん一部の人気声優はオファーを受けることもあるけどね。
ちなみにプロダクションに合格したところで、それはまだまだ準備段階。
実際に仕事をこなして本契約を結び、継続的に仕事ができるようになれば立派な声優の仲間入りだ。
簡単な道のりではないけれど、今を輝く人気な職業。大変でも諦めず頑張ろう。
◆STEPを踏んで未経験からの声優を目指そう!
①どんな声優になりたいか決めよう。
漠然と声優になりたいと考えている人は、まず自分がどんなタイプの声優になりたいかを決めよう。
分野によって強い弱いは学校や養成所にはもちろん、プロダクションにだってあるから、アニメ声優に憧れて目指しているのか、吹き替えをやってみたいのか、自分の進路を見極めるんだ。
どうしても迷うようならば通える学校へ行ってみて、相談しながら適性を見ながら見定めよう。
自分では合わないと思っていた仕事が実は天職だったというのは、意外とよくある話だよ。
②トレーニングをしよう!
上の内容と重なるけれど、まずは専門学校や養成所で訓練をしよう。
場合によっては専門学校に通ってから養成所に行くことも考えよう。
養成所に入所するためにもオーディションがある場合もあるからね。
大学に通いながら養成所に通う人もいるけれど、声優は声が仕事道具。
身体への負担には人一倍気を使って生活しようね。
もちろん自主訓練も怠らずに!
③オーディションをクリアしよう!
養成所や専門学校に無事入り、しばらくトレーニングを積んだら、在学中からチャンスがあれば積極的にオーディションを受けよう。
声優で言うオーディションは一般企業での就活、面接と同じ。
数打てば当たるではないけれど、本番でこそ学べることもたくさんあるからね。
演技は専門技術の中でも一筋縄ではいかないスキル。
基礎からしっかり身につけていこうね。
また印象付けようと変にアピールせず、履歴書やエントリーシートは丁寧に仕上げ、言葉遣いや態度も常識を逸脱しないように気をつけようね。
④本所属を目指して色々な仕事に挑戦しよう。
養成所や専門学校を卒業し、オーディションもクリアしてプロダクションに所属することができれば、名目上はプロの声優だ。
でも本番はここから。
実は所属した後にしっかり仕事ができるようになるまでは、見習いのようなポジションのままなんだよ。
その状態だと仕事のオーディションの話もなかなか回してくれなかったりする。
プロダクション側も押し出したい新人を抱えているからね。
自分も上手くその位置に入れるように、積極的に自分をアピールする必要があるよ。
仕事がもらえなければ当然収入もないから、アルバイトをしながら頑張っている人も大勢だ。
ただし一番大事なのは体調管理。
いざというときに体調を崩していてはもったいないし、信用も失ってしまうからね。
また初めのうちは仕事を選ばず、もらえる仕事は積極的にもらいに行こう。
どうしても嫌な場合は無理する必要はないけれど、自分の目指す方向じゃなかったとしても人脈作りには繋がるし、その仕事がきっかけでブレイクしてやりたかったことができる場合もあるからね。