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タレント(アイドル)になるには

タレント(アイドル)の収入

タレント(アイドル)の将来性

◆タレント(アイドル)になるには

タレント(アイドル)になるにはまず、職業のことを良く知らなければならないよね。
ここではまず、アイドルとタレントについて説明するよ。

タレントは「才能・技能」という英語を由来として才能のある人(主に芸能人)を指すようになった職業だ。
名称は良く聞くけれど、実際にどんな職業かときかれると答えられない人が多いんじゃないかな?
一般的な定義としては、芸能界以外の本業を持ちながら数多くテレビに出演している人を指すよ。
バラエティ番組を見ているとよく、ものまねタレントとかオネェタレントだとか様々な人が出演しているよね。


「アイドル」はご存知の通り歌とダンスでファンを魅了する職業。
タレントと同じように、何かの技術や知識に特化している○○ドルと呼ばれる人が最近では増えているように思う。
アイドルは、完成された姿を見せるのではなく成長していく過程をファンと共有していくことを楽しむための存在とも言われているよ。

特に最近は高嶺の花のような存在ではなく、親近感が持てる人物が注目されることも少なくないね。

タレントは、バラエティ番組やドラマなどのテレビ番組に出演することがメインになるよ。
その他にも、映画出演、CMキャラクターとして新商品を宣伝、イベントのゲストとしてトークをしたり場合によってはタレントさえも歌を歌うことも。
ありとあらゆる場面で人前に立ち注目を浴びる職業といえるね。

スポンサーがついていればスポンサーが主催するイベント・パーティーへ参加することもあるんだ。
携わった作品や商品の印象を左右するから、カメラが回っていない場でも常日頃からマイナスのイメージを生まない振る舞いを求められるよ。
有名になるまでは、地方のイベントなどで司会やトークショーを努めることも。

アイドルは表舞台で歌って踊るのがメインの仕事。
その他にも握手会をしたり、人気が出ればバラエティ番組やドラマに出演することもあるよ。

タレント(アイドル)になるには、一般的に2つの方法があるんだ。
1つはスカウトされること、もう1つはオーディションを受けること。


【スカウトの場合】
芸能事務所にはスカウト担当者と呼ばれる人がいる。
地域で話題になっている人や、可能性を感じる人物に目星をつけて声をかけるんだ。
この場合、たくさんのタレントやアイドルを発掘してきた経験者が数多の人の中から選び出したことになるので、素質があるのは一目瞭然だよね。


【オーディションの場合】
じゃあスカウトされなければ素質も才能もないのか、というとそうとは言えない。
というのも、スカウト担当者の数は限られている上、効率を考えて活動範囲を大きな街に絞っていることもあるからだ。
「地方出身だけどタレントやアイドルになりたい」
「今注目されていなくても惹きつける自信がある」
「見つけてくれないならこっちから出向いてやる」という熱意のある人はオーディション向きだろう。
その熱意を伝えて可能性を感じさせることができれば、はれてタレント・アイドルへの仲間入りだ。
自分の魅力を認められたとも言えるから、安心だね。


タレント(アイドル)になるには、スカウトかオーディションが必須。
でも、スカウトをされるにもオーディションを受けるにしても業界で通用するような立ち振る舞いや、礼儀作法、常に努力をしていく姿勢がなければ始まらない。
さらに言えば、自分自身の魅力を理解し、アピールできなければ認められることはない厳しい世界でもある。
芸能界には既に才能を見出された人が数多いるからだ。

その中で目立たなければならないとなると、効果的に自分の魅力と実力を育てていく必要がある。
でも、自分を客観視しながらその方法を見つけていくのは相当難しいように思う。
プロが何を見てどのように評価するのか、経験がなければ理解することはできないからね。


じゃあタレント(アイドル)になるにはどうすれば良いのか、と不安になるよね。
そこでオススメなのが養成所に入所するか専門学校に進学すること。
業界を牽引してきたプロから
「業界で直接必要とされる存在はどんな人間か」
「自分がそうなるためにはどうしたら良いか」
「自分の魅力とは何か」を教えてもらえるからだ。

オーディションを受けてくる人達はみんな、受かるための努力を惜しまずに受けに来ている。
その中で何も知らず対策もせず丸腰で行くのはいささか無用心とも思えるのではないかな。
まずは養成所や専門学校に行き、プロの目で見定められた自分の魅力を育てていく方が最終的にはデビューへの近道にもなるんだ。

◆タレント(アイドル)の収入

タレントもアイドルも、受け取れる額はピンからキリまで。
何千万もの年収を得る人もいれば、駆け出しアイドルでは月収が1万円に満たないことも。
特に冠番組もなく、エンタメに詳しい人になら知られているという知名度であれば年収350万程と言われているよ。
注目を浴びて活躍する未来のためにアルバイトをかけ持ちする人もいるのが実情だ。

ちなみに、タレントやアイドルの給与は、実力・知名度によって左右されるだけではなく事務所やプロダクションとの契約内容で大きく変動するんだ。
タレント・アイドルの給与には大きく分けて3パターンの形式があるよ。


①月給制
一ヵ月の支給額が決まっている形式。芸能事務所に所属をするとこのケースが一般的と言われているよ。
所属年数と経験・実力によって給料も上がっていくというところは一般企業と同様だね。
タレントの場合、生活費(交通費や携帯料金、家賃・光熱費、衣服など)は事務所が負担してくれるから、他の職業とは違い、入った給料はほぼ全て自由に使うことができることが多いよ。
アイドルの場合は、デビュー後に月給性になることが多いと言われているよ。
アイドルは特に浮き沈みの激しい業界だから固定制だと安心だよね。

月給制の良いところは仕事が少ない時期でも収入が安定しているところ。
逆に言えば、突然ブレイクしても中々収入に響かないなんてこともあるから、注意が必要だね。
浮き沈みの激しい芸能界でできるだけ安定した収入を得たいとおもうならば月給制の事務所に入るのが一番適しているといえるよ。


②完全歩合制
個人事業主としてプロダクションと契約をすると、月給制ではなく歩合制になるんだ。
多くの番組や舞台に出演すれば出演するだけ給与も高額に。
広く活躍できるスキルと、自分を売り込む営業力に自信がある人は歩合制の方がお得だね。
タレントであれば、知名度を上げてから個人事業主として独立すると言う流れが一般的。
アイドルの場合は、活躍の場が安定しない駆け出しのアイドルや、逆に知名度や実力が認められたアイドルが独立して歩合制になることが多い。


③月給制+歩合制
事務所との契約によっては月給制+歩合制が併用されることも。
月給をもらいながら、仕事が多くなればその分給与が増える形式だよ。安定性と実力に沿った給与を兼ね備えているから、安心だよね。
男性アイドルが多く活躍するジャニーズの中でも、有名な人達はこの形式がとられているよ。

ただし、完全歩合制よりも、出演料に占める受け取り額の割合は下がることが多いので実力に自信が有り知名度も高い人は少し物足りなさを感じることも。

◆タレント(アイドル)の将来性

テレビ離れが叫ばれる中、そうはいってもテレビという媒体はまだまだ強い。
その上web上で配信される番組の需要も増加傾向にあり、活躍の場所は今後も増え続けていくだろう。

華やかな芸能界は常に新人が現れ、入れ替わるようにこの道をあきらめてしまう人も少なくない。
下積み時代が長く、苦痛に感じることもあると思う。

けれど、ひとたび人気に火がつけば高い収入を見込める夢のある職業だとも言えるんだ。
人に喜びや楽しみ、希望を与えながら活躍できるから、やりがいもひとしお。
昨今は趣味の多様化が進み、尖った趣味を表に出して社会に受け入れられるタレントやアイドルも少なくないよね。
アイドルとして、タレントとしての魅力以外にプラスαの知識や技術があり、熱意も情熱も十分なら活躍の場はきっと広がっていくだろう。

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